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SxP DAY vol.253「ストロベリー・フィールズ」

昨日はジョン・レノン38回目の命日。

そして、5年前の12月8日は人生初、
NY一人旅の初日!という忘れられない日だったりする。

ホテル到着後、観光丸出しなガイドブック片手に
前から行ってみたかった“セントラル・パーク”に向かった。


12月のNYは想像以上に寒すぎて(おまけにときどき、吹雪)
「なんでそんな寒い夜に公園来ちゃったんだろw」っていう
自分へのツッコミはありつつ、眠気と興奮とを
引きづりながら公園内をフラフラと歩いていた。

そうして、どこからか歌声が聞こえてきて
その声に向かって進んでいくと、
ストロベリー・フィールズでみんなが大合唱。

アコギを持参して、弾いてる人もいたり
その場でセッションするみたいに、涙しながら歌ってる人もいた。
その光景に感動して、鼻の奥が痛くなったのを覚えてる。

旅って、日替わりで見たこともない自分を
突きつけてくる瞬間があったり、
楽しいことばっかじゃないけど、
だからこそ、そうゆう生々しさが後に旅を色付けてくれる。
自分の一部になっていくんだなぁ、と思う。


そんな風に、いろんな感情を日々重ねながら、
時々、自分の一部をアンパンマンのようにもぎ取りながら
歌に混ぜ込んでいきたい。歌にまっすぐでいたい。

「Memento」もそんな誰かの一部になってくれますように。