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SxP DAY vol.428「tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!」

最近観た『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』

音楽が最初から最後まで濃厚だった。。。



人気ミュージカル作品“RENT”を創った
天才作曲家ジョナサン・ラーソンは、
自身の作品の大成功を見届けられないまま
“RENT”のプレビュー公演の前夜に亡くなった。

そんな彼が、ブレイクする直前に創った
『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』という
自伝的ミュージカルを、舞台版から約20年の時を超え
映画化されたのが今回の作品。

まだ無名だった頃、
自身の作品を上演に繋げるため
ブロードウェイの有力者などを招いてワークショップを開こうとするも、
ポイントとなる楽曲が完成しない...!!
20代でミュージカル界で成功する!という彼は30歳目前。
残された時間はわずかという中、チックタックと秒針が鳴り響く。



最初はついていくのに必死で
頭の中整理させながら観ていたんだけど、
音楽がとにかく素晴らしい上、
日常の中、気づかないふりしてやり過ごしてしまいそうな
疑問をまっすぐに描いてくれている。

曲作りをしている時のピリピリ感も職業柄ヒヤヒヤしてしまう。笑

ちなみに、個人的には“Come to Your Senses”という曲がお気に入り。

彼が今も生きていたら、どんな名作を残してたんだろうか。

もう一度観よっと。
https://youtu.be/K2ZQXZYObeM