BLOG

SxP DAY vol.337「透明人間」

漆黒の海
打ち付ける波の音

何かよからぬことが起きるであろうことを
ふつふつと感じさせる冒頭。

ふり返ると、はじまりから
引き込まれる恐ろしさがあった。

映画『透明人間』



「ソウ」シリーズでも脚本を手掛けていた
“リー・ワネル”が、監督を務める今作。

主演は、映画「Us(アス)」でも、
狂気じみた演技に釘付けになった
“エリザベス・モス”さん。

ここここれは、面白い!!!!!(泣)

天才科学者“エイドリアン”から
主人公の“セシリア”は、
日常的に支配される日々を送っていた。

そんな生活に耐えきれなくなった彼女は、
意を決して脱走をはかるも、
彼が再びここに現れるんじゃないかという恐怖に怯える。
そんな中、彼が亡くなった事を知らされる…が、
恐ろしいのは、ここからだ〜〜!
という始まり。(ネタバレなっちゃいそうなので...笑)

劇中に流れる音楽の良さといい、

風で揺れ動く木々。
ごく普通の台所。
ただ、そこにある空間が
ものすごく薄気味悪く感じさせる
カメラワークも、この映画の見所。

「透明人間」と聞くと、
「インビジブル」を思い出すのですが、
なんとなく予想できる内容のはずが、
それすら書き換えてしまうほど、一人の女性のリベンジ劇。

「サプラ〜イズ♪」という言葉がトラウマになる。

帰り道「漂流」が聴きたくなりました。

オススメの作品です。
https://youtu.be/GGIJ6h5uS7g