BLOG

SxP DAY vol.305「1年後のクリスマス」

六本木ヒルズで、
特設ポストに設置されてるクリスマスカードを書いて投稿すると
1年後、2020年のクリスマスに届けることができる、
クリスマスイベントやってて、
父ちゃん母ちゃんにこっそり書いてきた。笑



今の時代、LINEやらメールで
簡単に想いは伝えられるけど
こうして手書きで届けるのって、
贈る方もまた違う嬉しさがあるね♡

それでいうと、
最近『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
って映画を再び観たんだけど、( 観たって人いる?)



タイトルだけ見ると、恋愛映画って感じするじゃん?
だけど、この映画の原題は「DEMOLITION」(解体)

日本語タイトルとかなり違いすぎる(笑)

その名の通り、物をとにかく壊して壊して壊しまくる!
そのうえ、この映画が他と違うのは、
突然の交通事故で、一緒に乗っていた妻を亡くし、
周りが哀しむ中、主人公は鏡の前で一生懸命泣き顔を作り、
あれ...俺全然悲しくない。という具合なんです。汗
(映画「永い言い訳」と重なる部分も)

作品の中で、水漏れした冷蔵庫
M&Mを買おうとお金入れたものの、
商品が出てこない故障した自動販売機...
など、ちょこちょこ出てくるんだけど
ある意味、この主人公も他人への関心が
「欠如」「故障」している。

それは、他人に「無関心」であり
繋がっているようで「孤独」な
現代を表しているのかなと
この映画を観終わった後感じたこと。

仕事はなんでもこなせてしまうのに
妻との会話では、どうしてか上手く言葉をのみこめずに復唱してしまう。
髭を剃ったり、眉毛を整えたり、ランニングしたり
自分の事には関心があるのに、
妻が随分前にくれたであろう
プレゼントの箱も開けていなかったり。

そんな中で、自分の身の回りにある物を分解、
破壊していく中、
自分の中にある感情に気づいていく。
再構築の物語。



一見、いけ好かない奴だけど、
とてつもなく馬鹿正直な主人公に
どんどん惹かれていくんだなこれが。

ってことで、主人公が人目も気にせず踊り狂う
わたしが一番好きなシーン(といいつつ、一番は選びきれない)
で流れる曲をどうぞ。
https://youtu.be/Azkef2lXW88