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SxP DAY vol.302「夕べにすべてを見届けること。」

平野啓一郎「マチネの終わりに」

小説はまだ読み途中だってのに、
映画を観てみたい衝動にかられ、
友達と観に行ってきた。

一番心に残ったのが
『夕べにすべてを見届けること。』
ベートーヴェンの日記にあったらしい
謎めいたこの一文。

花の姿を知らないまま眺めた蕾は、
知ってからは、振り返った記憶の中で、
もう同じ蕾じゃない。

自身の作品『わたしだけのアイリス』
という曲をつくる時に思っていたことと重なって、勝手にドキリとした。

人は、変えられるのは「未来」だけだと思い込んでるけど
実際は、「未来」も常に「過去」を変えている。

未来に向かって一直線に前進するだけでなく、
絶えず過去に向かっても広がっていく。

木が天に向かって
グングン生えていくのが未来とするなら、
過去というものは、同じように、
グングン大きく根を伸ばし広がっていく。
そんなイメージが浮かんだなぁ。

この過去を歩んできて本当に良かったって思える未来を、私は作りたいな。

そして、最後は
TENDER PERSONのデザイナー
サユリちゃんと遊びに行ってきた、の写真。

ダブルサユリw✌︎(ᵔᴥᵔ)✌︎
わたしのこの顔イラつくわー笑笑