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SxP DAY vol.250「ボヘミアン・ラプソディ」

映画終了後、館内に思わず拍手がおきる。
そんな作品と出会えるのは滅多にないと思う。

『ボヘミアン・ラプソディ』



見慣れてるはずの
“20th Century Fox Fanfare”のオープニングが、Queen仕様になってて、思わず一人で声に出さず叫んだ!


わたしがQueenを聴き漁り始めたのは、2014年と最近のこと。

元々は、代表曲をなんとなくかじったことはあるってくらいだったのだけど、
“David Bowie”“The Who”など
シアトリカルロックに触れたいと、聴いていた時、改めて耳にしたフレディの声。

息すんのも勿体ないと思うくらいの
素晴らしい声に出会えた衝撃を、思い出す。

どこか懐かしいのに、いつ聴いても新しい音楽に触れたような驚きがあるのが凄い。

みんなが日々つくり出した枠には
おさまらない!でなく、
おさまれない!
劇中の彼の言葉を借りるなら
そんな「はみ出しもの」だったからこその
孤独と、彼の生き方が
本当に歌詞ににじみでているなぁ~と、
Queenの良さを、音楽の素晴らしさを
二重に塗りたくってくれる作品だった。

展開の速さとか、
もっと彼の幼少期時代とか、
影に触れたい!という欲はあるものの、
最後で全てをもっていってくれる。
終わりよければ全て良し。笑

最後に静かに涙を流しながら観ている前の席のおじちゃんに2度、感動。

拍手で締めた夜。

Queenに出会えて良かった。