BLOG

SxP DAY vol.235「怒り」

8月突入!
暑くてホントにどうにかなりそうだ。。

髪だけでも涼しくしたいなぁと思って、
ほんの少し顔まわりをウルフカットしてもらい
髪色はブルーにした♪


最近は、これでもか!というくらい
ずっとレコーディングをしてました(^u^)
数年前に制作して、何度もLIVEでやって育ててきた曲を
改めて形にしたり、中国語で歌う日もあったり。

何曲録ったんだろう?笑
途中みんな、今日は何の曲を録るのか
わけわからなくなるぐらいだったな。笑

歌と向き合う時間が増えるのは、
私としては、なんともありがたいことや。。(/_ゝ\)

そんな中、レコーディングもほんのちょっと落ち着いたので、
先日、テイラー・シェリダン監督作品
「ウィンド・リバー」を観に行ってきた。
http://wind-river.jp

物語の舞台はアメリカ中西部、ワイオミング州にある
ネイティブアメリカン保留地。
この暑い時期とは真逆の
夜はマイナス30度にもなる、雪景色がスクリーンに映し出される。

野生生物局の主人公コリー(ジェレミー・レナー)が雪山で
凍てついた女性の遺体を発見するところから
物語が始まっていくのだけど、

映画のジャケットだけ見ると
『THE KILLING/キリング』的な感じ〜?と
勝手に想像しちゃったりしてたんですが、
普通のサスペンスだけでは収まらない。

実際に今日も、全米各地の保留地では
若い女性の失踪事件が起きても
統計すらとられていない事実が続いていること。
一体何が正義なのか。
自分たちで明日をどう生きるか。
生々しくつきつけられる映画だった。

娘の死と向き合う友人に、
主人公が伝えた言葉が残る。

二つ知らせがある。
悪い知らせは、決して君はもう元に戻れないこと。
良い知らせは、悲しみを受け入れて苦しめば、
その度に、その人がくれた愛と喜びと心の中で会えること。

「怒り」があるから、音楽も生まれる。
自分の中に生まれた「怒り」という感情を忘れたくない。
忘れてはいけないと改めて、思う。