SxP DAY vol.135「スプートニク」
理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない。
知っている(と思っている)こと。知らないこと。
自分が何かに衝突する
イコール、結果がどっちに転ぶか
予想不可能なことにぶつかっていくのは
相当な勇気も必要だし
受け入れるだけのシェルターを掘っておかないと
傷ついた時、立ち上がれなくなってしまうコトばかり
見ないままにしとこぉと、
自分はこれでいいのよ、と
むしろ安全な場所に居座っているのが楽
というか、それさえも気づかないことのが多い
でもやっぱり引っかかる、いつも結局辿り着きやがる
アレ、コレデイイノ?
仕事も、友達も恋愛も。
歌だって、絵を描くことだってなんだって
自分の中の何かを生贄にしてまで
絞り込んだ血をそこに流せるかが、
めでたしめでたしな心に残らないストーリーと
下手でも血生臭いストーリーとに、くっきり別れるなら
あたりまえだけど私はやっぱり後者が欲しい
映画「バードマン」の最後も同じようなことを思ったな
"わたしたちがもうたっぷり知っていると思っている物事の裏には
わたしたちが知らないことが同じくらいたくさん潜んでいるのだ"
「スプートニクの恋人」
読み終わった後のなんとも言えない脱力感。すごい本に出会ってしまった
ネバーエンディングストーリーの少年のような気持ち。笑
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