BLOG

SxP DAY Vol.89「モネ」

モネ展を観に東京都美術館(上野)へ、行ってきました!
連休もあって、めちゃくちゃ人が多く、入場するのに並んだよ。

まだあるんですか!ってくらいの睡蓮シリーズ。
というか、水面シリーズ。
自分の「描きたいもの」に執着するかのように、こだわりをもって描き続ける情熱。
かっこいいな。

子供の頃のモネは授業もあまり真面目に聞かずにノートに“カリカチュア”をひたすら描いてたらしいんだけど、ある人(師の一人)から才能を見抜かれて、助言されたのをきっかけに、
カリカチュアを売って、そのお金でパリに向かったんだって。
その頃の絵がここでみれるんだけど、既にすごすぎてビビるよ…汗



ってことで、今回特に気に入った作品5点!
↓↓↓
《1875年 雪の効果、日没》
少しずつ陽が沈んでく空の色見。工場の煙。雪に埋もれてる枯れた植物。
立ち止まったら耳のキーンって音だけしか聞こえないような、冬の静まり返ってる雰囲気。一目惚れ。
少し秋田の実家の裏庭からの景色に似てる。。笑



《1885年 ヨット、夕暮れの効果》
一目惚れ!!ヘミングウェイ「老人と海」思い出した!



《1886年 オランダのチューリップ畑》
水面に浮かぶ光と、チューリップが風になびいてる感じ、好きです!



《1903年 睡蓮》
間近でみたらシビれます。本当に浮いてる…



《1918年-24年 日本の橋》
モネって大胆な色で、豪快に描く作品もあったんだ、と思ったら
白内障と戦いながら描いた作品らしい。
画家の命でもある視力を失うって、どれだけ怖かったんだろう。
でも負けないくらいこの絵から溢れ出す情熱。



P.S
ラストの俳優「田代誠一」さんが描いた「かっこいいモネ。」ツボでした。笑