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SxP DAY vol.55

前回のSxP DAYで話してた
『新印象派 光と色のドラマ』@初の東京都美術館へ
短大の頃の友達と行ってきました!



『新印象派』は、揺れる水面、光の移り変わりを
短い筆触で、独自の感覚で表現した「印象派」の様式を、
色彩理論など科学に基づいて、
パレット上で絵の具を混ぜないで
純色を規則的に置いて輝きを持たせる表現、
絵画を見る人の目の中で色同士が作用するものに
発展させたものらしい。

印象派のモネ、新印象派のスーラなど
最初から最後まで描き方が変化していくのを感じる事ができて、
今、目の前で普通に見てる作品も、
当時は未知の表現だったのね!みたいに不思議な感覚だった。

画家同士の交流関係とか、
この絵はどんな時に、
誰に、影響されて描いたんだろうとか、
美術館に出展する前に
画家によって描き加えられてない
元々の作品(たしか、私の記憶では世の中に2点しか無い作品)
の1つをここで見れたりして、
絵画の歴史の一部を浴びる事ができた。ごちそうさまでした。


ポール・シニャックのパレットもあったよ。


そして、散々絵を見た後のお待ちかね~。
ゲットしたポストカードは!!!


そう、二枚。(笑)
1895年 アンリ=エドモン・クロス「地中海のほとり」
1889年 ヤン・トーロップ「マロニエのある風景」

気になった作品は他にもあるんだけど、
そのポストカードをGETできずで、笑
ここからはネットから持って来た写真を貼付けることにします!笑


1882年 クロード・モネ「税関吏の小屋・荒れた海」
ちょっと高い視点から景色全体を見下ろしてる感覚が面白かった。


1883年 ジョルジュ・スーラ「村へ」
左側に描かれてる木の幹と風景の奥行き感が印象に残った。


1885年 ジョルジュ・スーラ「セーヌ川、クールブヴォワにて」
写真で無いのに、色で表すこの明るさ、影感。驚き。


1888年 クロード・モネ「アンティーブ岬」
なんだかよくわからないけど風を感じてしまうのは、私だけ?


(1890)マクシミリアン・リュス「ルーブルとカルーゼル橋 夜の効果」
理由無しで、惚れ!です。


1890年 アルベール・デュボワ=ピエ「雪のサン=ミシェル・デギーユ聖堂」
秋田出身のせいか、少し寂し気な冬の空気感に惹かれてしまう。


1891年 ジョルジュ・モレン「日没」
これも、惚れ!です。笑