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SxP DAY vol.44

焼き芋が売ってると、ついつい買ってしまう
そんな季節になってきた。

今年一番の寒さ&いきなりの大雨が降った木曜の夜。
普段はなかなか行かない銀座に
映画「はじまりのうた」の試写会へ行ってきました。

この映画もそうだし普段からお世話になっている
コピーライターの藤原ようこさんに話を聞いてから、
ずっと楽しみにしていたんだー。

パンフレットのTAROさんのビジュアルもすごく可愛い!


同じ音楽をやっている彼氏だけが
どんどん評価されていく中、浮気も発覚。
失恋で行き場も無いキーラ・ナイトレイ演じるグレタと、家族に仕事にぼろぼろ!なマーク・ラファロ演じる音楽プロデューサーのダンが、NYのバーで1曲の「歌」を通して出会うとこから始まるんだけど、可愛くて、笑えて、泣けて素敵な映画だった。

グレタの音楽に惚れ込んだダンがアルバムを作るために
過去の友人や、めちゃくちゃ強引な誘いw
で、昨日まで会った事も無い
初めましてのバンドメンバーを集めていく。

お金もないから、NYの路地や屋上などなど、
様々な場所でゲリラ&一発撮りを繰り返してアルバムをつくっていくんだけど、警察も来ちゃうし、住民の苦情もそりゃあるけど、笑
車の音やら、騒音さえも楽器にしてしまうくらい、
自由な音楽がそこにあった。

実際、音楽ってそんな無茶なことも、可能にしちゃう力があるよね。
私もそれやってみたい!!と思った。

通いなれた道も音楽を通すと全然ちがう景色になる時ってあるでしょ?

帰りの私の心はじんじんしていた。

そして、早速観た「インター・ステラー」
「ダラス・バイヤーズクラブ」で、呆れる程ぶっとんだ役を演じてた
“マシュー・マコノヒー”
本当にこの人だった!?と目を疑う程、変幻自在なものすごい演技力。

どうすりゃこんな映画作れんだ…と、終了後は完全放心状態。

日々、ただ身を委ねるんじゃ無く、
こんな理不尽な世の中に、どれだけ「怒り」を持って日々生きるか。